電気料金プランの比較で電気代を節約!

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電気代節約の豆知識

どれを選んだらお得になる?東北電力の電気プランについて解説!

2019年10月16日

東北電力の電気プランには、どのような種類が用意されているのでしょうか。東北電力は住んでいる地域や家庭環境などに合わせて、さまざまなプランが用意されています。どのプランを利用すべきかは、内容をそれぞれ把握して、比較しなければなりません。この記事では、東北電力が展開している電気プランについて、それぞれの特徴別に紹介していきます。

東北電力の電気プラン1:電気の使用量に合わせて選ぶプラン

東北電力の電気の使用量に合わせて選ぶプランは、従来の従量電灯Bより安く利用できる可能性が高いです。また、オール電化向けのプランも用意されています。オール電化の住宅は時間帯によって異なる電気料金設定になっているので賢く電気を使えばお得に利用できます。

よりそう+eねっとバリュー

「よりそう+eねっとバリュー」プランは、これまで多くの家庭が利用していた従量電灯Bプランをベースとした新プランで一般家庭向けです。このプランを利用するには、よりそうeねっとに加入し、検針票をWEBサービスに切り替える必要があります。従来の従量電灯Bと比較し、基本料金は一律で55円(税込)お得な設定となっており、電力量料金は変わりません。クレジットカード、もしくは口座振替以外の支払い方法を希望する場合と使用量や請求額を書面で発行希望の場合は毎月110円(税込)の手数料が加算されます。よりそうeねっとではご当地商品や電子マネーと交換できるポイントも貯めることができます。

よりそう+ファミリーバリュー

「よりそう+ファミリーバリュー」プランは、電気を多く使うような大家族向けのプランで従来の従量電灯Bに相当します。基本料金は3kVA(30A)以上は従量電灯Bと同額、従量電灯Bの電力量料金は3段階料金の設定で120kWhまで1kWhにつき18.58円、120kWhから300kWhまで25.33円、300kWhを超える分が29.28円でしたが、電力量料金は400kWhまで22.76円、400kWhをこえる分は27.71円と電気を多く使う家庭では従量電灯Bより電気代が安くなる可能性が高い優しい料金単価となっています。

東北電力の電気プラン2:夜間の電気料金がお得になるプラン

夜間の電気料金がお得になるプランへ加入する際は、どの時間帯の電気料金が割引されるのかを把握しておきましょう。

まず、「よりそう+ナイト12」プランの場合は夜9時~朝9時までに使用した電気の料金がお得になります。「よりそう+ナイト&ホリデー」プランは平日の夜10時~朝8時まで、さらに休日は終日で電気料金が割引となっています。「よりそう+ナイト8」プランでは、夜11時~朝7時までは電気料金がお得です。次に、「よりそう+ナイト10」プランの場合は夜10時~朝8時までの電気料金が安くなります。そして、「よりそう+ナイトS」プランは昼間に電気をあまり使わない家庭向けです。昼間であれば、基本使用料金で200kWhまで使用できます。最後に「よりそう+サマーセーブ」プランは夏に電気を多く使用するピーク時間(午後1時~午後4時)を避けると、電気料金が節約可能です。 電気料金の単価はピーク時間・昼間時間・夜間時間の3つで分かれています。

プラン 特徴
よりそう+ナイト12 夜9時~朝9時までの電気料金が安く設定されている
よりそう+ナイト&ホリデー 平日の夜10時~朝8時、休日は終日で電気料金が安く設定されている
よりそう+ナイト8 夜11時~朝7時までの電気料金が安く設定されている
よりそう+ナイト10 夜10時~朝8時までの電気料金が安く設定されている
よりそう+ナイトS 基本使用料金で昼間時間の200kWhまで利用可能
よりそう+サマーセーブ 夏のピーク時以外に電気を使う事で節約

よりそう+シーズン&タイム

「よりそう+シーズン&タイム」プランは、オール電化住宅向けのプランとなっています。基本料金は主開閉器契約と実量契約から選択します。主開閉器契約は、契約主開閉器により契約容量・契約電力を定め定格電流に基づき算定されます。実量契約は、契約電力を過去1年間の最大需要電力により決定されます。このプランは、冬と夏とその他の季節のピーク時の1kWhの単価、オフピーク時の単価、夜間の単価に分かれており、ピーク時の単価が高く設定されているので、ピークの時間は電気を節約することが大切です。タイマーなどを使用して、洗濯機を夜間に回すなど工夫を行うことで、利用料金が節約できます。

プラン契約時にはこれらの時間帯に注目して、自身の家庭に合うかどうかを判断しましょう。夜間の電気料金が安いプランを選ぶ際は、昼間に使用する電気の量を抑えて、夜間に分散させることで電気料金が抑えられます。ライフスタイルに合わせて夜間の電気料金が安くなるプランを選ぶとよいでしょう。

東北電力の電気プラン3:地域の特徴に合わせたプラン

地域ごとの特徴に合わせたプランとして、「よりそうCスノー&ホーム」プランや「よりそうCパワーナイト」プランのほか、よりそうB季時別電力、佐渡島・粟島・飛島のためのプラン、首都圏向けのプランというのがあります。まず、よりそうCスノー&ホームは降雪量の多い地域に対応しており、融雪を目的とした設備を使用する人へ向けたプランです。雪が降る時期に使用する設備の電気料金を節約できます。よりそうCパワーナイトは防霜ファンや大型の電気温水器といった設備を使用している人向けです。プランが適用されるのは午後11時~翌日の午前7時までとなっています。

よりそうB季時別電力は低圧電力の契約をしている人に対応しており、夜10時~朝8時までの料金が節約できます。佐渡島・粟島・飛島のためのプランは低圧の離島供給約款(離島に住む人に対応した料金や供給条件)から料金プランを選ぶことが可能です。首都圏向けのプランは、1都6県(栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)と山梨県、静岡県の一部の地域が対象となっています。加入するには、契約容量が6kVA以下で、よりそうeねっとに加入しなければなりません。

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東北電力の電気プランを利用する際に確認しておきたいこと

東北電力のWEBサービスに「よりそうeねっと」があります。「よりそうeねっと」では、毎月の電気料金を確認出来るだけでなく、電気代の支払いでポイントを貯める事ができ、ポイントで東北6県と新潟県のご当地商品と交換する事ができます。

よりお得で便利に電気を利用するには、セットプランに加入することも検討してみましょう。電気と他のサービス(ガスやセキュリティ、インターネット)を組み合わせると、セットプランへ加入できます。セットプランを利用すると、電気と同時に別のサービスも契約できるほか、よりそうeポイントをもらえます。また、東北電力の電気料金の支払い方法は、クレジットカードや振込用紙、口座振替、スマートフォンアプリなどから自分にあったものを選ぶことが可能です。注意点として、プランによっては支払い方法に条件があるので、事前に確認しておきましょう。

この記事のまとめ

東北地方は冬に雪が多く積もる事もあり、地域の特徴にあった新しい電気プランを多く出しています。東北電力の「より、そう、ちから。」をスローガンに地域に"より沿う"プランが充実しています。各家庭の電気の使い方、ライフスタイルにあった電気プランを上手に選択する事で電気代を節約する事ができるでしょう。

  • 東北電力で従来の従量電灯Bに相当する一般的な新プランは「よりそう+eねっとバリュー」プランである
  • 「よりそう+eねっとバリュー」プランは基本料金が従量電灯Bより55円(税込)安い
  • 「よりそう+ファミリーバリュー」プランは大家族向けで従量電灯Bと比較し1か月の電気使用量が多い家庭でお得になる

東北電力には、電気を利用するためのお得なプランがあります。電気プランは東北に住んでいる人しか利用できないわけではなく、首都圏からでも加入できます。加入する際は、自身が住んでいる地域の電力会社のプランと比較して、どちらがよりお得なのかを判断するようにしましょう。また、電力自由化をきっかけに大手の電力会社の他にもより自分に合ったプランを出している会社に変更する事ができます。一括比較サイトなどを利用すると今の電気の使い方で電気代を安くする事ができるかシミュレーションすることができます。少しでもお得な料金プランを見つけて、電気を賢く利用しましょう。

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