電気料金プランの比較で電気代を節約!

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電気代節約の豆知識

一人暮らしの電気料金を抑えたい!簡単にできる節電方法とは?

2020年6月8日

一人暮らしの人は固定費を抑えるために、光熱費をできるだけ節約したいと考えることも多いのではないでしょうか。光熱費を抑えると、その分をほかの費目にかけることができます。家計費の中で電気代などの光熱費は、上手に工夫し節約できれば安く抑える事ができます。この記事では、一人暮らしの電気代の節約ポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてみましょう。

ちょっとした心がけでできる一人暮らしの節電方法を紹介!

一人暮らしの家庭の電気代は1ヶ月約5,791円です(総務省統計局家計調査_2020年)。男女別に考えると一人暮らしの男性の1ヶ月の平均電気代は1カ月約5,466円、女性は約6,075円と女性の方が多く電気代がかかっているようです。季節ごとでは、1月から3月が最も多く電気を使っているようです。
1ヶ月平均電気代:総務省統計局家計調査_2020年_家計調査 / 家計収支編 単身世帯 詳細結果表より

単身世帯 平均電気代

1ヶ月 1月~3月 4月~6月 7月~9月 10月~12月
全体平均 5,791円 6,535円 5,916円 5,330円 5,135円
男性平均 5,466円 5,977円 5,701円 5,201円 4,769円
女性平均 6,075円 7,321円 6,102円 5,443円 5,453円

総務省統計局家計調査_2020年度

年代別
年代別 区分 電気代
34歳以下 男性 3,603円
女性 3,670円
35歳~59歳 男性 5,758円
女性 6,114円
60歳~64際 男性 6,338円
女性 6,627円
65歳以上 男性 6,304円
女性 6,580円
全年齢対象 男性 5,466円
女性 6,075円

総務省統計局家計調査_2020年度

一人暮らしでは、電気代などの必要コストはできるだけ安く抑えたいと考える人は多いのではないでしょうか。一人暮らしをスタートするときに欠かせない電化製品選びには消費電力を抑えた最新モデルを選ぶことがポイントです。電化製品は環境に配慮するために省エネルギーを目指して日々進化しています。電化製品は大きさに比例して電気代も高くなります。洗濯機、テレビなどの大きさ、電気の消費量やスペックは、ライフスタイルを考えた上で必要最低限なものを選ぶとよいでしょう。

ほかにも、一人暮らしならではの電化製品の使い方をすれば、上手な節電が可能になります。たとえば、洗濯をする際には少しずつ洗うよりも、できるだけまとめて、「お急ぎコース」などで洗うほうが節電になります。ただし、入れすぎると電力が余計にかかるので8割程度を目安にするのがおすすめです。冷蔵庫は、冷蔵室には入れ過ぎないように、冷凍室は反対に多く入っているほうが効率アップになります。便利な冷凍食材を多めに常備しておけば、一人暮らしでも安心感が得られるでしょう。また、冷蔵庫の設置には、壁から5cm程度離すと放熱時に熱がこもりません。電化製品の配置にも配慮して電気代を抑えましょう。

洗濯機と冷蔵庫の節電ポイント

洗濯機
  1. 洗濯ものはできるだけまとめ洗いをする(洗濯表示が同じ衣類をまとめて洗う)
  2. 洗濯コースを使い分ける(お急ぎコースなどを活用)
  3. 天気のいい日は脱水時間を短くする

洗濯機の定格容量以下なら一度に洗う量が多いほど、水や電気の節約になります。ただし洗濯物を入れすぎると衣類の回りが悪くなり、消費電力が増えます。洗濯物の入れすぎには注意しましょう。

冷蔵庫
  1. 放熱スペースを確保して設置する(壁から5㎝程度離す)
  2. 冷蔵庫は詰め込みすぎず、冷凍庫は詰め込むと冷却効率がいい
  3. 熱いものは冷ましてから入れる
  4. ドアの開閉は少なく短く、閉める時は挟み込みに注意ししっかり閉める
  5. 冷気の吹き出し口や吸い込み口をふさがない
  6. 冷蔵庫の上には物を置かず、掃除を忘れずに!

さらに、一人暮らしではエアコンの温度設定が家族に気兼ねなくできるため、適温にして節電できるメリットもあります。一人暮らしの季節ごとの電気代比較では、1月~3月は電気を多く使う人が増えるようです。エアコンの暖房は冷房よりも電気代が高くなりがちなので、1枚多く羽織り厚手の靴下をはくといった工夫をして設定温度を下げれば電気代を抑えることができます。エアコンは運転を開始する時や外気温と温度設定の差が大きいときに電気を多く使うためカーテンやすだれなどを利用し外気温の影響を受けないように工夫しましょう。フィルターや室外機をこまめに掃除することや、扇風機(サーキュレーター)を併用し空気を循環させることなど、冷暖房の効率を高める工夫も欠かせません。

エアコンの節電ポイント

  1. こまめに入切しない!(タイマー機能を上手に使おう)
  2. 室内温度は適切に!(目安は、冷房時28℃、暖房時20℃です)
  3. カーテンやすだれ、断熱シートを活用する
  4. こまめにフィルターや内部の掃除をしましょう
  5. 室外機のメンテナンスも忘れずに!
  6. 扇風機(サーキュレーター)の併用で空気を循環させましょう
  7. 風向きの工夫をする
  8. 長期間使わない時はプラグを抜く(春や秋などのオフシーズン)

電子レンジを活用し一人暮らしの自炊を楽しもう!

一人暮らしで自宅で過ごす時間が長い人、外食を控えて自炊を心がけている人は作り置きレシピで電気代の節約にチャレンジしてみましょう。例えば、ご飯は炊飯器の大きさに合わせて1度にたくさん炊いて、余った分は小分けに冷凍しておくことで電気代も節約になり、炊飯器を洗う手間や何度もご飯を炊く手間が省けます。炊飯器の保温機能は電気代がかかるだけでなく、ご飯の水分がなくなったり、固くなってくるなどのデメリットもあります。小分けに冷凍したご飯を電子レンジで温めなおしましょう。

炊飯器の電気代(0.5~3合/SHARP KS-CF05Bの場合)

1回あたりの炊飯時 消費電力量 103.5Wh
1回あたりの電気代 約2.79円
1時間あたりの保温時 消費電力量 11.1Wh
6時間保温した時の電気代(例) 約1.79円

電子レンジの電気代(SHARP RE-SS8X-Wの場合)

定格消費電力(レンジ) 1,460W
冷凍ご飯を解凍した時の電気代(3分) 約1.97円

まとめて多めに炊いたご飯を、炊きたての状態で1膳分ごとにラップに包んで冷凍すると、電子レンジでふっくら炊きたてのような状態で解凍することができます。一人暮らしの節約に取り入れてみましょう。

また、一人用の食事量を作るのは大変だったり億劫になりがちです。作り置きのおかずを多めに作りタッパーやホーロー容器に入れて冷凍庫や冷蔵庫で保存すると1週間程度保存できるレシピも多数あります。食べたいときに電子レンジで温めなおすだけでおいしく食べられます。作り置きおかずのレシピサイトやブログなども多く簡単に調べられるので試してみるとよいでしょう。今では一人暮らしで自炊をしている人や、作り置きおかずで職場に弁当を持参している人は、女性だけでなく男性にも浸透している食習慣です。外食やコンビニなどのご飯より栄養を気にすることができますし食費の節約にもなります。

ご飯を多く炊いて冷凍したり、一度に多くのおかずを作って保存しておく「作り置き」を取り入れると電気代の節約だけでなくさまざまなライフスタイルに影響を与えるでしょう。節約できた電気代や食費を貯蓄に回すこともできるので参考にしてみましょう。

節電にも限界がある!?効果が薄いときにアンペアやプランを見直す方法も

電気代を節電するための努力は大切ですが、大きな効果を得ることはなかなかむずかしいかもしれません。そこで、一人暮らしに合った電力プランに変更するというアイディアを紹介していきます。まず、現在の契約アンペアを確認して見直し、基本料金を下げるという方法があります。一人暮らしなら、複数の電化製品を同時に使わないように心がけることでアンペア数を下げることも可能になるため、検討して損はありません。現在契約しているアンペア数が適切なアンペア数よりも大きいようであれば、電力会社へ確認しアンペア変更の手続きをするといいでしょう。

電力が自由化されてからは、大手電力会社でも新しいプランを出しています。そのため、プランを変えることで、従来よりも電気代が安くなる場合があります。たとえば、東京電力エナジーパートナーの「従量電灯B」に契約している場合、「スタンダードS」に変えると、120kWh~300kWhまでの電力量料金が従来よりも安くなります。また、電気とガスのセットプランなどもあります。光熱費をまとめてお得にする方法もあるので、ライフスタイルに合う方法で節約しましょう。

また、電気料金の支払いには、口座振替やクレジットカードでの引き落とし、自分で振込みをする方法があります。大手の電力会社で口座振替の割引がある場合は、振込みよりもお得になります。割引がない場合は、クレジットカード払いにしてポイント還元を得るなど、支払い方法にも目を向けてみましょう。

電気代節約はここがポイント!一人暮らしに適したアンペア数

一人暮らしをしていて電気代を節約したい場合には、余計な電気を使っていないかを確かめるだけでなく、アンペア数を見直すことも大切です。アンペア数を変更すれば電気代の ...

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電力会社を変更して電気代を安くするには?具体的な方法を紹介!

毎日の生活で節電の努力をするのはよいのですが、やり過ぎて無理をすれば続けていくことは難しいでしょう。電気の使い方を変えずに電気代を安くするには、電力会社を変更するのが一番簡単な方法です。電力自由化がスタートしてからは、電力会社も自由に選べるようになりました。

たとえば、ガス会社や携帯の会社、交通機関などの異業種が電力業界に参入しています。ガス会社の電気プランとガスのセットプランで光熱費をまとめることでガス代や電気代をお得に利用できる場合があります。自分の契約する携帯電話会社が電気の販売を行っていれば、今よりお得に利用できないか確認してみましょう。電気代の支払いで交通機関のポイントを貯める事ができるプランもあります。電気代の節約にむけて異業種業界の電気プランを賢く利用しましょう。会社ごとに、さまざまな特徴や電力プランを出しているので、一括比較サイトなどを利用して、現在の料金からどれだけ安くなるか試算してみるとよいでしょう。

ただし、一人暮らしでも従来の電気プランで契約している「オール電化住宅」などの電気プランでは、安くならない可能性もあるので注意が必要です。

各エリアの一人暮らしにおすすめの電力会社を紹介!

各エリアの1ヶ月の平均電気代です。平均の電気代を参考におすすめの電力会社を紹介します。

エリア 平均電気代
北海道・東北エリア 6,463円
関東エリア 5,594円
北陸・東海エリア 5,956円
近畿エリア 5,641円
中国・四国エリア 6,186円
九州・沖縄エリア 5,554円
全国 5,791円

北海道エリア

北海道エリアに住む一人暮らしの人で北海道電力の従量電灯Bで契約している人で電気使用量が30A205kWh/月の電気代は、6,471円です。

このケースでおすすめの電力会社は、パンダでんきのスマートプランSです。基本料金が0円で、電力使用量が増えても料金単価が変わらないことが特徴のプランです。電力量料金単価が一律の為シンプルで分かりやすいプランです。

東北エリア

東北エリアに住む一人暮らしの人で東北電力の従量電灯Bで契約している人で電気使用量が30A245kWh/月の電気代は、6,385円です。

このケースでおすすめの電力会社は、HTBエナジーのウルトラ30東北です。HTBエナジーのウルトラ30東北は東北電力の従量電灯Bに比べ、基本料金、従量料金が5%安くなっているプランです。

関東エリア

関東エリアに住む一人暮らしの人で東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bで契約している人で電気使用量が30A210kWh/月の電気代は、5,594円です。

このケースでおすすめの電力会社は、アストでんきのブライトプランです。基本料金、電力量料金共に東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bより安く設定されているのでどなたでも確実に電気代を安くすることができます。

中部エリア

中部エリアに住む一人暮らしの人で中部電力ミライズの従量電灯Bで契約している人で電気使用量が30A220kWh/月の電気代は、5,933円です。

このケースでおすすめの電力会社は、HTBエナジーのウルトラ30中部です。HTBエナジーのウルトラ30中部は中部電力ミライズの従量電灯Bに比べ、基本料金、従量料金が6%安くなっているプランです。

北陸エリア

北陸エリアに住む一人暮らしの人で北陸電力の従量電灯Bで契約している人で電気使用量が30A263kWh/月の電気代は、5,974円です。

このケースでおすすめの電力会社は、パンダでんきのスマートプランSです。基本料金が0円で、電力使用量が増えても料金単価が変わらないことが特徴のプランです。電力量料金単価が一律の為シンプルで分かりやすいプランです。

関西エリア

関西エリアに住む一人暮らしの人で関西電力の従量電灯Aで契約している人で電気使用量が255kWh/月の電気代は、6,221円です。

このケースでおすすめの電力会社は、パンダでんきのスマートプランSです。電気を使った分だけ支払う料金設定で、電力量料金単価が一律の為シンプルで分かりやすいプランです。

中国エリア

中国エリアに住む一人暮らしの人で中国電力の従量電灯Aで契約している人で電気使用量が245kWh/月の電気代は、5,687円です。

このケースでおすすめの電力会社は、パンダでんきのスマートプランSです。電気を使った分だけ支払う料金設定で、電力量料金単価が一律の為シンプルで分かりやすいプランです。

四国エリア

四国エリアに住む一人暮らしの人で四国電力の従量電灯Aで契約している人で電気使用量が252kWh/月の電気代は、6,194円です。

このケースでおすすめの電力会社は、パンダでんきのスマートプランSです。電気を使った分だけ支払う料金設定で、電力量料金単価が一律の為シンプルで分かりやすいプランです。

九州エリア

九州エリアに住む一人暮らしの人で九州電力の従量電灯Bで契約している人で電気使用量が30A230kWh/月の電気代は、5,522円です。

このケースでおすすめの電力会社は、HTBエナジーのウルトラ30九州です。HTBエナジーのウルトラ30中部は九州電力ミライズの従量電灯Bに比べ、基本料金、従量料金が6%安くなっているプランです。

※各エリアのおすすめ電力会社は申し込み時の特典やセット割引、ポイントサービス、期間限定プランなどを除いた電気プランの紹介です。特典などを含めると更にお得に利用できる電力会社も多数あります。比較サイトなどを利用して確認してみるとよいでしょう。ランキングで確認することができます。

電気の比較インズウェブの一括比較サービスでは、特典や割引、ポイント還元の有無の条件を変更してランキングを確認することができます。さまざまなパターンを試してみる事ができるので確認してみましょう。

この記事のまとめ

電気代は、一人暮らしの家計費の中でも節約する価値のある費目です。電化製品の選び方や使い方を工夫して節約すれば、浮いた分をほかの費目に回すこともできるでしょう。

  • 一人暮らしをスタートさせる時には、消費電力を抑えた最新モデルを選び使い方や設置方法を工夫する
  • アンペアや電気プランを見直す
  • 今よりも安い電力会社に変更する

2016年からスタートした一般家庭向でも電力会社を選択できるようになっています。一人暮らしでも、電気代がお得になるものに変えていく方法を見逃さず上手に固定費を節約しましょう。電力会社やプランによって詳細や条件は異なるため、一括比較サイトを利用して比較検討するのがおすすめです。

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