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電気代節約の豆知識

ホットカーペットは節約の大敵!?電気代はいくらかかるの?

2017年11月29日

肌寒い季節に思わず使いたくなるホットカーペット。しかし、実はとても電力消費が大きい暖房機器であることをご存知でしょうか。今回はホットカーペットの大きさ別に電気代を試算し、節電方法についても書いていきます。

足元が暖まるホットカーペットの特徴

ホットカーペットはカーペットの中に電熱線を通し、それに電気を流すことで熱を発生させて暖める暖房器具です。理科の実験で電気を使ったとき、電線や電球、モーターなどが暖かくなったのを覚えている方も多いと思いますが、あれと同じ原理を暖房器具として応用したのがホットカーペットです。

温度を調整することもでき、部屋の室温や好みに合わせた暖かさを得ることができます。また、広さも様々なものが用意されているため、部屋に合ったサイズのものを使うことができます。

そして、ホットカーペットが他の暖房器具、例えばエアコンや電気ストーブと大きく違う点は、部屋全体ではなく直接身体を暖めてくれる点です。特に寒さを感じやすいのに他の暖房器具ではなかなか暖めてくれない足元を簡単に暖めてくれるのは大きなメリットでもあります。

ただし、これは低温やけどなどの原因になってしまうということでもあります。直接ホットカーペットが肌に触れないように上にマットなどを敷く、定期的に同じ部位を暖め続けないようにする、など低温やけどを防ぐための対策はしっかり取るようにしましょう。

こんなに高かった!?ホットカーペットの電気代

それではホットカーペットの電気代について詳しく見ていきましょう。

電気代は、「消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×1kWhあたりの電気料金」で計算できます。

ここでは、全国家庭電気製品公正取引協議会「新電力料金目安単価」を参考に、1kWhあたりの電気料金を27円として計算します。

まずは小さい一畳用から。消費電力は230W程度の商品が多いので、一時間あたりの電気代は以下のように求められます。
230(W)÷1000×1(時間)×27(円/kWh)=6.21(円)

続いて二畳用。消費電力は480W程度の商品が多いので、一時間あたりの電気代は同様にして以下のように求められます。
480(W)÷1000×1(時間)×27(円/kWh)=12.96(円)

さらに三畳用。消費電力は700W程度になるので、
700(W)÷1000×1(時間)×27(円/kWh)=18.9(円)

もう少し具体的に。例えばリビングに三畳用のホットカーペットを敷き、1日8時間つけたとすると、一ヶ月を30日としたときの電気代は
18.9(円)×8(時間)×30(日)=4,536(円)
になります。およそ5,000円、一人暮らしの方の1か月分の電気代がホットカーペットのみにかかる計算となります。

(※商品や運転の状況によって電気代は異なります。また、定格消費電力で記載のものは、最大でかかる消費電力なので実際はもう少し下がります。)

こたつとホットカーペット、どっちが高い?

さて、冬の暖房器具といえばもう一つ代表的なものがあります。それはこたつです。なんとなく電力をたくさん使っていそうですが、実際ホットカーペットと比べてどうなのでしょうか。今回は実際に電気代を計算し、ホットカーペットとの電気代の差を検証します。

こたつの消費電力は500~600W程度ですが、これはこたつ内を暖めるまでの消費電力となります。こたつは布団と併用するため一度暖めた後はフル稼働する必要が無いので、実際には平均の消費電力は強運転で200W、高くても300W程度でおさまります。よってこの状態でホットカーペットと同様に1時間つけた場合の電気代は、
300(W)÷1000×1(時間)×27(円/kWh)=8.1(円)
となります。二畳以上のホットカーペットより安くつくので、二畳以上のホットカーペットを日常的に使っているなら、こたつに変えると安くなる可能性があります。

具体的に三畳用のホットカーペットをこたつに置き換えたとすると、一日8時間月30日使ったときのこたつの電気代は
8.1(円)×8(時間)×30(日)=1,944(円)
なので、ひと月あたり
4,536-1,944=2,592(円)
の節約になります。

使い方でこんなに電気代が安く!?ホットカーペットの賢い使い方

さて、ここまでホットカーペットにかかる電気代が高いことを説明してきましたが、賢く使えば電気代を節約することもできます。

一つ目の節約術は、断熱シートを敷くこと。ホットカーペットは殆どの時間フルパワーで稼働して温度を維持しようとするので、断熱シートを使わずに熱が逃げてしまった場合、さらに電気を消費してしまいます。しかし、断熱シートを敷けば熱が逃げにくくなり、場合によっては設定温度を下げることもできるようになるため、節約につながります。

二つ目の節約術は、必要な面積のもののみ使うこと。電気製品というのは大きくなればなるほど余計な電気を使ってしまう傾向にあります。また、広すぎるホットカーペットを使っていると、そもそも暖める必要のない場所を暖めてしまっていることも少なくなりません。ホットカーペットの電気代はかなり高額になるので、小さいものに買い替えてしまったほうが長期的には安くなる場合もあります。また、広いホットカーペットの場合でも半分だけを暖める設定などがあることも多いので、ぜひ活用しましょう。必要な暖かさを維持しながら、電気代を節約できることもあります。

賢く使おう!ホットカーペット

以上、ホットカーペットの電気代とその節約術についてお話してきました。ホットカーペットの電気代は想像以上に高額でしたが、足元が暖まるというのはやはり冬場には欠かせない暖房です。賢く使って、暖かい冬を節約しながら過ごしましょう。

この記事のまとめ

ホットカーペットの電気代は2畳用のもので1時間約13円と意外と高く、長時間の使用は電気代が高くなる要因となります。ホットカーペットの電気代を抑えるには以下の2つのポイントが大切です。

  • 断熱シートを敷いて熱を逃さない
  • 必要な面積のみ使用する

また、電力会社を見直すこともおすすめの方法です。電力会社の比較は比較サイトを利用すると便利です。当サイトでも電力会社の比較サービスを提供しているのでぜひご利用ください。

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