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電気代節約の豆知識

加湿器の種類は大きく分けて4種類、違いと電気代は?

2017年12月1日

冬は冷え込みももちろんですが、やっかいな乾燥の季節でもあります。お肌がかさついたり、朝起きると喉が痛かったりすることもしばしば。そんなときに活躍するのが加湿器。乾燥から私たちを守ってくれる心強い味方です。

そんな加湿器ではありますが、冬はついつい長い時間つかってしまいがちですよね。どれくらい電気代がかかっているのか気になるという方も多いのではないでしょうか?

加湿器の種類は大きく分けて4つ!

加湿器にはスチーム式、気化式、超音波式、ハイブリッド式の4つの種類があります。

1.スチーム式

スチーム式はヒーターによる加熱でお湯を沸かします。ですから温かい蒸気を乾燥したお部屋へパワフルに供給することができます。4つのうちもっとも加湿力があるといえるでしょう。ですがお湯が沸くまで時間が少々かかってしまう、消費電力が他のタイプに比べやや高いというところが短所として挙げられます。スチーム式はとにかくパワフルな加湿力がいいという方におすすめです。

2.気化式

気化式は水に空気を送ることでお部屋に湿度をもたらします。自然に近い蒸発作用を利用するため、スチーム式ほど早く加湿はできませんが、空気を当てるだけなので消費電力を抑えることができます。また熱いお湯を使わないため、安心して使用することができます。一方短所としては、水の自然な蒸発を待つ仕組みであるため他のタイプより加湿力がやや劣ってしまう点があげられるでしょう。また水を送るフィルターの交換が必要でもあります。気化式は安全性、ランニングコストをなるべく小さくしたいという方におすすめな種類といえます。

3.超音波式

超音波式は、水を超音波によって微細な粒子にし、噴出することで加湿を行います。振動を送るだけなのでスチーム式より消費電力を抑えることができます。起動するとすぐに蒸気を出し加湿を始めてくれるという長所もあります。短所としては、他のタイプよりこまめなお手入れが必要となることが挙げられます。

4.ハイブリッド式

最後にハイブリッド式です。ハイブリッド式は温風を水に送るという、スチーム式と気化式の二つのタイプを合わせたようなものになります。なお、スチーム式と超音波式を組み合わせてハイブリッド式と謳う商品もありますが、ここで紹介するのは気化式との組み合わせです。湿度が低いときは温風を送りますが、湿度が高くなるとヒーターを切って「気化式」として加湿します。ハイブリッド式は気化式より早く加湿ができ、スチーム式より消費電力が少なく済むといった両者の弱点を補い合うような形になります。短所を挙げるとすれば、気化式と同じくフィルター交換が必要ということがあります。

それぞれの種類で電気代って、どう違うの?

それぞれの種類にみられる長所・短所を紹介しましたが、長時間使うとなると電気代が気になりますよね。ここでこれら4種類の加湿器の電気代についてご紹介します。

1.スチーム式

まずはスチーム式ですが、このタイプは水を加熱し沸騰させるタイプになります。しかも蒸気の供給のため過熱し続けるので、やはりどうしても電気代は他のタイプよりかさんでしまうでしょう。消費電力は130W~260W程度なので、1kWh当たりの電気代を27円とすると(以下も同様)、1時間当たりの電気代は3.5円~7円です。

2.気化式

次に気化式ですが、これは水を含んだフィルターに風を送ることで加湿をします。実質的には風を当てるだけですので、電気代という面で見ればもっとも優れているかもしれません。消費電力は4W~20W程度なので、1時間当たりの電気代は0.1円~0.5円です。

3.超音波式

超音波式は超音波による振動を利用する方法です。そのため消費電力は少なくなり、気化式に劣らないものとなります。加湿力も高い上、電力を抑えられるのはうれしいですよね。消費電力は25~40W程度で、1時間当たりの電気代は0.68円~1.08円です。

4.ハイブリッド式

最後にハイブリット式ですが、送る空気を温めているため、その分気化式より加湿力が増えます。その一方で消費する電力が増えてしまうという側面も持ちます。消費電力は温風を送っている期間はスチーム式と同じくらいで、湿度が高くなった後は「気化式」と同じ程度です。

置く場所も考えよう

さらにどこに加湿器を置くのかを考えるとより効率的になるでしょう。例えば広い場所に気化式の加湿器を置いても上手くいきませんよね。大きい空間にはスチーム式や超音波式といったパワフルな加湿器を、逆に狭いスペースには気化式やハイブリット式といった加湿器を置くと効率よく加湿できるでしょう。置く場所を考えることは節電にもつながります。

結露、カビ、レジオネラ菌など、注意すべき点も!

加湿器で加湿をしていたら窓がびしょびしょに、なんて経験はありませんか。実は加湿器には種類によって気を付けなければならないことがあるんです。

まずは結露ですが、これは加湿力の高いタイプの加湿器にありがちです。気化式、ハイブリット式などは水の揮発が自然に近いため、加湿しすぎてしまうということが少ないです。しかしスチーム式、超音波式は蒸気を送りすぎてしまうことがあるため、冷たい窓ガラスに水滴が付着してしまうことがあるのです。

またカビやレジオネラ菌なども問題になることがあります。レジオネラ菌とは細菌の一種で肺炎の原因になることもある恐ろしい菌です。実は気化式、ハイブリット式、そして超音波式の加湿器は手入れをおこたるとカビやレジオネラ菌といった菌が発生しやすくなってしまうのです。もちろんスチーム式にもその危険性はありますが、加熱によってほかのタイプより抗菌力に優れています。気化式、ハイブリット式はまめなフィルターの交換おすすめします。そしてこれはどの加湿器にも言えることですが、加湿器を使うときはこまめなお手入れで菌の繁殖を防ぐようにしましょう。

加湿器で潤いある快適な生活を!

ここまでで4つの加湿器の種類とそれぞれの様々な長所・短所、また消費電力などを紹介しました。どのような場面で加湿器を使うのかによって加湿器の効果は大きく変わるようです。ライフスタイルに合った加湿器を選んで、潤いある快適な生活にしたいものですね。

この記事のまとめ

加湿器は「スチーム式」、「気化式」、「超音波式」、「ハイブリッド式」の4種類があります。それぞれの特徴は以下の通りです。

  • スチーム式:ヒーターで加熱して加湿。パワフルだが電気代が高い。
  • 気化式:水に空気を送って加湿。加湿力に劣るものの電気代は安い。
  • 超音波式:水を超音波によって微細な粒子にして噴出し、加湿。スチーム式より電気代を抑えられるものの細かな手入れが必要。
  • ハイブリッド式:冬はスチーム式、夏は気化式として働く。

スチーム式などで電気代が気になる場合は、電力会社を見直すことで電気代を節約できます。電力会社の比較は比較サイトを利用すると便利です。当サイトでも電力会社の比較サービスを提供しているのでぜひご利用ください。

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