電気料金プランの比較で電気代を節約!

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電気代節約の豆知識

電気ポットを上手に使おう!気になる電気代や節電方法を紹介

2019年3月22日

電気ポットは一度お湯を沸かせば、いつでもお湯を使える便利な家電です。しかし、電気ポットを使ううえで気になるのが電気代です。そこで、電気ポットにかかる電気代や電気ケトルとの違い、節電対策などを紹介します。

電気ポットの電気代は保温時と沸騰時で違う?

電気ポットの電気代は、お湯を沸かしているときと保温しているときで変わります。そこで、ポットで保温して再沸騰させた場合の電気代と、一度電源を切ってから再沸騰させた場合の電気代を比較してみましょう。一般的な家庭用の電気ポットは、容量が2~4リットルほどです。今回は2.2リットルの電気ポットを想定して計算します。平均的な保温電力は35W、沸騰時の消費電力は1000Wです。電気料金は27円/kWhとします。なお、電気代は下記計算式で算出します。

電気料金(円)=消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×1kWhあたりの電気料金(円/kWh)

朝食の時間を7:00、昼食の時間を12:00、夕食の時間を19:00としたうえで、保温した場合と電源を切った場合の電気代を計算しましょう。まず、保温してから7:00に2.2リットルのお湯を沸騰させ、そのうち0.7リットルを使います。その後、12:00までポットで保温し、残りの1.5リットルを再沸騰しました。そのうち0.7リットルのお湯を使い、残りはポットで保温します。19:00に残りの0.8リットルを再沸騰させ、そのうち0.7リットルを使いました。沸騰にかかる時間は朝のみ15分、昼と夜はそれぞれ1分です。保温時間は7:00~19:00の12時間から、沸騰にかかった17分を引いて11時間43分です。このことから、沸騰にかかる電気代は1000÷1000×0.28×27=7.56円/kWh、保温にかかる電気代が35÷1000×11.72×27=11.07円/kWhであることが分かります。1日につき約18.63円、1カ月で約558円、年間で約5,986円かかる計算です。

電源を切る場合も、お湯を使うタイミングや使う量は変わりません。ただし、使用しない時間帯は保温をせず、毎回電源を切ります。沸騰にかかる時間を朝は15分、昼は6分、夜は3分とすると、1日あたりの電気代は1000÷1000×0.4×27=10.8円/kWです。1カ月で約324円、年間で約3,888円の電気代がかかります。保温機能を使うより、毎回電源を切ってから再沸騰させたほうが、年間2,098円ほどお得です。

  保温する 保温しない
1日 約18円 約10円
1か月 約588円 約324円
1年 約5,986円 約3,888円

電気ポットの便利な機能!保温は何時間までがベスト?

ポットで保温をするなら、2時間までが目安です。保温が2時間を超えてしまうと、保温よりも再沸騰にかかる電力のほうが少なくなります。たとえば、2時間ポットで保温した場合の消費電力は1.54kWほどです。一方、電源を切ってから2時間後に再沸騰させた場合の消費電力は1.65kWほどかかります。しかし、3時間以上経過すると、保温にかかる消費電力は約2.31kW、再沸騰にかかる消費電力は1.83kWです。できる限り電力の消費を抑えるなら、低めの温度で保温しつつ、必要なときに再沸騰させるのが良いでしょう。2時間以上使わない場合は、電源を切るべきです。魔法瓶のように保温性に優れた製品や、一定の温度をキープできる機能を持つ製品を選ぶのも1つの方法です。

電気ポットと電気ケトルはどちらが便利?

電気ケトルも電気ポットのように、日を使わずにお湯を沸かせる道具です。

電気ポットと電気ケトル違い

電気ケトルは電気ポットのような保温機能がない点が大きく違う点です。電気ポットならあらかじめ大量のお湯を沸かしておけば、1日に何度もお湯を沸かす必要はありません。しかし、電気ケトルはお湯を使うたびに沸かす必要があります。また、容量の違いも大きなポイントです。電気ポットは標準的なサイズでも2リットル、大きい物なら3~4リットルのお湯が入ります。一方、家庭用の電気ケトルはほとんどが1リットル以下の容量です。さらに、電気ポットには特定の温度をキープする機能を備えたものもあります。電気ケトルは素早く短時間でお湯が沸きますが、一定の温度を保つことはできません。それぞれに特徴のある電気ポットと電気ケトルですが、用途に応じて使い分けるとさらに便利です。

電気ポットと電気ケトルの使い分け方法

何度もお湯を沸かす必要のない電気ポットは、家族の多い家庭や来客の多い家庭で活躍するでしょう。また、特定の温度を保つ機能があれば、赤ちゃんの粉ミルクを作ったり、薬を飲んだりするときに便利です。蒸気孔がついていないタイプの電気ポットなら、子どもやお年寄りがポットに触れて火傷をする心配がありません。電気ケトルは、1人暮らしやカップルで住んでいる人が使う場合に便利です。人数が少ない家庭では、電気ポットの容量は多すぎる可能性があります。持ち運ぶ際も重く、場所をとってしまうでしょう。また、電気ポットの保温機能を利用するよりも、お湯を使うときだけ電気ポットで沸かしたほうが、電気代を節約できます。

電気ポットを使うなら知っておきたい!電気代を節約する方法

電気ポットの電気代を節約するには、いくつかのポイントがあります。まず気を付けたいのが、長時間の保温を避けることです。保温は最長でも2時間までと決め、それ以上使わない場合は電源を切りましょう。また、保温していないときは電源プラグを抜けば、待機電力を削減できます。保温性能に優れた電気ポットを使うのも節約のポイントです。最新型の電気ポットなら、魔法瓶のように長時間温度をキープできます。温度設定を低めにすれば、保温時の消費電力も少なく、短時間で再沸騰が可能です。ただし、保温しておけるからと大量のお湯を入れると、再沸騰の際に時間も電力もかかってしまいます。必要以上にお湯を沸かさないよう注意しましょう。

電気ポットの電気代節約ポイント

  • 長時間の保温を避ける
  • 保温は最長でも2時間と決め、それ以上使わない場合は電源OFF
  • 保温していないときは電源プラグを抜いて待機電力削減

この記事のまとめ

電気ポットと電気ケトルを賢く使って省エネに役立てよう!

電気ポットには電気ケトルにない保温機能があります。電気ケトルは1リットル以下の少量を素早く沸かす特徴があったりと保温機能に優れた電気ポットとは用途が違います。電気ポットも電気ケトルもライフスタイルに合った使い方をすれば節約出来ます。

  • 電気ポットは保温を使うより電源を切って再沸騰がお得!
  • 保温性に優れた製品一定の温度をキープできる機能を持つ製品を選ぶ
  • 電気ポットと電気ケトルは用途に応じて使い分ける

電気ポットは何度もお湯を沸かす必要もなく、使い方次第で消費電力や電気代も抑えられる便利な道具です。特に、お湯をよく使う家庭や、人数の多い家庭では重宝します。節電対策を心がけながら、電気ポットを上手に活用しましょう。家庭の電気代を見直してみる事も電気代節約となります。一度、電気代一括比較サイトなどを利用し、今よりどれだけ安くなるか試してみるのもよいでしょう。

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