電気料金プランの比較で電気代を節約!

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電気代節約の豆知識

電気料金を安くしたい!電気代が高い原因を紹介

2017年9月7日

電気代が高くなってしまう原因は、ただの電気の使いすぎだけとは限りません。例えば、家電のプラグをコンセントに繋いだままにしておくと、待機電力が発生しているので知らないうちに電力を消費しています。また、使用する家電自体の消費電力が大きいために電気代がかかっていることも考えられます。ほかにも、漏電などによって電力使用量が多くカウントされてしまっているケースもあり、原因は様々なところにあるのです。

まずはおさらい!電気使用量と電気代の関係

電気代を計算する場合、具体的な数字はそれぞれの電力会社によって差がありますが、「電気代の総支払額=基本料金(最低料金)+電力の使用量に比例する部分」という式で計算されるのが一般的です。つまり、電気を使えば使うほど、電気代の総支払額は増えていきます。

2016年4月から電力自由化が解禁され、各個人でも契約する電力会社を選択できるため、電気料金が安い会社を選ぶこともできるようになりました。今までと同じ生活をしていても電気料金を安く抑えることができます。

しかし、根本的に電気代を安くしたいのなら、日頃の電気消費量を抑える方法を考えることも大切でしょう。

電気代が高いのはなぜ?考えられる原因は?

電気代が高くなる原因として、考えられるものは3つあります。それぞれについて順に紹介していきます。

余分な待機電力がある

まず1つ目は、余分な待機電力があることです。待機電力とは、家電のスイッチがオフになった状態でコンセントにつないだままのときに消費する電力のことをいいます。給湯器やエアコン、タイマー予約機能のある家電などを使用していると発生するものです。

電気使用量全体のうち、5%が待機電力だという調査もあります。(一般財団法人省エネルギーセンター「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書」)

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待機電力を節約する方法として、こまめなプラグの抜き差しがすすめられていますが、頻繁に行うとプラグの先端が変形してしまい、故障につながる可能性もあります。もし待機電力をできるだけ節約したいと思うなら、スイッチ付きのテーブルタップを利用し、使うときだけスイッチを入れるようにするのがおすすめです。また、レコーダーや電話機など、こまめに電源を落とすのが難しい家電を新しく購入する際は、待機電力が低いモデルを選ぶのも1つの手です。

余分に電気を使っている

2つ目は、余分に電気を使っていることが挙げられます。例えば、晴れている日に洗濯をした場合、外干しでも十分乾かすことができます。それにも関わらず、乾燥機を使ってしまっては時間も電気代もかかってしまいます。このように、必要がない場面で家電に頼ってしまうのも、電気代が高くなる原因なのです。

余分な契約をしている

最後は、余分な電気契約をしていることです。消費電力量が多ければ電気代は高くなりますが、消費電力量が少なくなったにも関わらず電気代が下がらない場合、この原因が考えられます。契約アンペア数が高ければ、電気代のうちの基本料金も高くなるのです。(基本料金がなかったり、基本料金が契約アンペア数によらずに決められているプランもあります。)

そのため、家電を消費電力の低いものに買い替えたり、品数を減らしたりしたにも関わらず電気代が高いままなら、契約アンペア数を見直すことで安くできる可能性があります。まずは、契約アンペア数を確認してみましょう。マンション・一戸建てを問わず、電気が引いてあるならば、分電盤が家のどこかにあるはずです。その中のアンペアブレーカーを見れば、色や数字から契約アンペアがわかります。分電盤のほかに、検針票にも書かれています。

電気代が高い家電!節約できるものを探す

電気代の節約のポイントとして、年間の電気代が高い家電の利用をなるべく控えることが挙げられます。一般家庭でよく使われている家電の、年間でかかる電気代の概算額は、エアコンは約16,000~50,000円、洗濯乾燥機は約10,000~23,000円、冷蔵庫は約8,500~10,000円、照明器具は1つにつき約3,200円、電子レンジは約1,600円程度です。

やはり、エアコンや洗濯乾燥機など温風または熱風が出るものは、起動や運転での消費電力が大きいため電気代も高くつきます。エアコンを使う場合は、サーキュレーターを併用するなどして効率的に部屋の温度を調整する工夫を行うと節約に繋がります。また、洗濯乾燥機を使う場合は、雨続きで洗濯物がなかなか乾かないなど、やむを得ない場合にのみ使うといった自分なりのルールを決めておきましょう。

漫画で分かる電気代が安くなる方法

電気代が異常に高い!どんな原因がある?

日常生活で工夫をしているはずなのに電気代が高い場合、漏電などほかの原因も考えられます。漏電とは、電線が傷ついたり、部品が浸水して損傷したりしたことで外に電気が漏れてしまうことをいいます。感電や火災などの重大な事故につながる可能性があるので、すぐに電力会社に電話して対応してもらいましょう。

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次に、メーターが故障している可能性です。前の月と比べて突然電気代が跳ね上がったなど、電気料金のデータを見て気づいた点があったら、こちらもすぐ電力会社に相談することをおすすめします。

最後に考えられる原因は、盗電です。マンションやアパートの集合住宅のベランダにあるコンセントを他の住人が勝手に使っているために、電気代がかかっているケースも十分あり得なくもないのです。コンセントにカバーをしたり、防犯カメラを設置したりするなどの対策を講じましょう。

原因を解消して電気代を上手に節約!

一口に「電気代が高い」と言っても、これだけ様々な原因が考えられます。しかし、原因が何であったとしても、それに応じた対処方法を的確に実行していけば、問題は解決に向かうでしょう。

電気代の高さが、余分な電気を使っているという単純な原因からくるものであれば、生活を見直したり、家電を買い替えるときに消費電力が低いものを選んだりすればいいのです。もちろん、部屋の照明のスイッチをこまめに切ったり、寒いときは暖房の設定温度を低くして重ね着をしたりするなど、日頃から少し工夫するだけでも電気代は違ってきます。

一番よくないのは原因を探らないで放置し、「なぜうちの電気代は高いのか?」と首をひねり続けることです。早めに見つめ直すことで、電気代は抑えることができるのです。

また、電力会社を変更することでも電気代を安くすることができます。様々な対処をしたうえでもさらに電気代を安くすることができるかもしれません。

電力会社の変更で電気代が安くなる!

電力会社の変更で電気代が安くなるといっても、いったいどれくらい安くなるのか、電力会社を変えて停電などの不具合が起きないか、また、どのように電力会社を変更したらよいのかといった心配事もあると思います。

まず、電力会社を変えることによって節約できる金額ですが、当サイト「電気の比較インズウェブ」の電気料金比較サービスを利用して電力会社を変更した方は年間で約1万3千円電気代が安くなっています。(2018年1月利用者の電気使用量、切り替え先電力会社からの推計値。金額は利用者の節約額推計値の中央値。)

もちろん、電気使用量が多いご家庭の方が削減額が大きくなる傾向にあるのですが、電気使用量が少なくても節約できる可能性は十分にあります。資源エネルギー庁の公表資料では、新規参入した電力会社の平均販売単価は、大手電力会社の規制料金(自由化前からの料金)の販売単価より5%低いことが示されています。

電気代が安くなるといっても停電が増えるなどの不具合があったら、契約したくはありませんよね。しかし、そのような心配はありません。各電力会社が供給する電気は区別なく混ざり合って皆さんの家庭まで届けられます。つまり、今も新規参入した電力会社が供給している電気を一部使っているのです。これは、契約する電力会社を変更した後も変わりません。また、電気を届けること(送配電)は今まで通り、大手電力会社の送配電部門(分社化されていたらグループの送配電会社)が行います。災害時の復旧などにも契約している電力会社によって優劣はありません。

それでは、どのように電力会社を変更したらよいかというと、新しく契約したい電力会社に申し込むだけで大丈夫なのです。現在契約している電力会社の解約の手続きは電力会社間で行われます。(引っ越しの場合は解約の連絡が必要です。)契約する電力会社は当サイトの電気料金比較サービスで探すと便利です。1か月分の検針票の情報から電気代が安い電力会社を探すことができます。さらに、提携先の電力会社へは比較結果からそのまま申し込むことができ、ギフト券などのプレゼントがもらえます。

電気代が高いと感じている方は、電力会社を変更して電気代を節約しましょう。

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