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電気代節約の豆知識

熱帯魚のヒーターにかかる電気代は?

2017年5月26日

熱帯魚を飼うのなら種類によりますが、通年で水温を23度~30度に保つ必要があります。水温を保つために必要なヒーターですが、特に冬は稼働時間が長くなり電気代が気になるところです。

そこで、ヒーターにどれだけの電気代がかかっているのか、おおよその料金を計算する方法を紹介します。

ヒーターにかかる電気代

ヒーターにかかる電気代は、次の式で求められます。

ヒーターの消費電力(ワット数)÷1000×稼働時間×1kWhあたりの料金

○消費電力

ヒーターの消費電力は商品のパッケージや取扱説明書、ヒーター本体などに記載されています。150Wとか100Wなどと記載されている数字です。

○稼働時間

何時間稼働したか、時間単位で計算します。30分は0.5時間、6分で0.1時間です。1か月間の電気代を計算したいときは、例えば1日10.5時間、31日間稼働したという場合には、10.5×31=325.5時間となります。

○1kWhあたりの料金

これは契約している電力会社の料金プランや電気使用量によって変化するので厄介です。検針票をみると、電気使用量と電気代が記載されているので、電気代を電気使用量で割ってください。その値が1kWhあたりの料金になります。検針票を見るのが面倒な人は、27円で計算してください。

例えば、150Wのヒーターを8時間稼働させたときの電気代は以下の通りです。

150÷1000×8×27=32.4円

電気代を抑える工夫

上の式より電気代を安くするには、消費電力を下げる、稼働時間を短くする、1kWhあたりの料金を安くする、のいずれかが必要です。

消費電力を下げることはできないので、稼働時間を短くするか、1kWhあたりの料金を安くすることで電気代を抑えましょう。

○断熱材を入れる

水槽外からの冷気によって水槽が冷やされないように断熱材を入れるとヒーターの稼働時間を短くできます。また、金属製の棚の上に水槽をおいている場合は、熱がより逃げやすいので、木製の棚などに変更できるのなら変更するのも手でしょう。

○設置場所を工夫する

玄関や窓際など外からの冷気で冷えやすい場所を避けて水槽を設置するようにしましょう。温度変化があまりない場所であれば、ヒーターの稼働時間を減らすことができます。

○電力会社を変更する

電力会社を変更すれば今より電気代が安くなる可能性があります。今までに一度も電力会社の料金プランを変更したことがないという方は、安くなる可能性が高いので、電力会社の変更を検討してみてください。

インズウェブの電気料金比較サービスを使えば、どの電力会社のどの料金プランがお得か簡単に分かります。検針票をお手元に是非ご利用ください。

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