電気料金プランの比較で電気代を節約!

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電気代節約の豆知識

お得なプランを知りたい!北陸電力の電気プランはどうなっている?

2019年11月11日

電気は生活にとって欠かせないものだからこそ、料金プランをしっかりと見直すのが節約を目指すうえで重要です。北陸電力と契約をしている人のなかには、電気プランはどうなっているのか気になる人もいるのではないでしょうか。北陸電力には条件を満たすことで利用できるお得なプランがあるため、チェックしておくのが大切です。ここでは、北陸電力の電気プランについて説明します。

北陸電力のスタンダードな電気プランと電気deポイントプラス

2016年の電力小売全面自由化前から、北陸エリアのほとんどの一般家庭では北陸電力の従量電灯Bのプランに契約していました。北陸電力では、2018年10月から「電気deポイントプラス」というポイントサービスを開始し、同時に「従量電灯ネクスト」というプランをスタートしています。従来の「従量電灯」と「従量電灯ネクスト」は電気料金単価は変わりませんが、電気の支払いでポイントが貯められるため、従来の「従量電灯」の契約を継続している人は、変更の手続きを検討してみてはいかがでしょうか。ただし、電気料金の支払いを口座振替にしている場合に55円(税込)の割引になる初回振替契約については、「従量電灯ネクスト」は、対象外となっているため注意が必要です。

「電気deポイントプラス」とは北陸電力が運営する、WEBサービス「ほくリンク」の会員限定のポイント制度です。長く利用すればするほど、ポイントの還元率がアップするのが特徴として挙げられます。具体的には、1年目の場合は200円につき1ポイント(還元率0.5%)、2年目は200円につき2ポイント(還元率1.0%)、3年目以降は200円につき3ポイント(還元率1.5%)が貯まる仕組みになっています。貯まったポイントは、地域の百貨店やホームセンター、さらにスーパーや飲食店などで使用できる商品券などに交換が可能です。

「ほくリンク」とは

「ほくリンク」は、北陸電力の会員WEBサービス(低圧電力契約者向け)です。登録は無料で電気の使用量や電気料金を確認する事ができます。過去の使用量の実績を最大24か月分グラフで確認する事ができたり、自分とよく似た家庭の平均的な電気の使用量と比較する事ができます。このようなサービスは、電気の使い方を見直すきっかけになり、節電意識向上に役立ちます。「ほくリンク」限定の暮らしに役立つサービスなども行っているので、北陸電力で電気の供給を受けており、ほくリンクの登録を行っていないという方はぜひ登録してみましょう。

北陸電力のお得な電気プラン

北陸電力のお得な電気プラン「節電とくとく電灯」プランと「くつろぎナイト12」プランを詳しく見てみましょう。

節電とくとく電灯

北陸電力のお得な電気プランには、「節電とくとく電灯」があります。節電とくとく電灯とは、北陸電力が指定する日時に節電に協力することで、電気料金が割引になるというプランです。具体的に、「7~9月の13~16時まで」と「12~翌3月の11~14時まで」の指定日(北陸電力から事前に通知される日)となっています。割引単価は、節電電力量1kWhにつき132円です。指定日時はメールでのお知らせもあるため、「うっかり忘れてしまいそう」という人でも安心です。なお、節電とくとく電灯は、契約電流が30A以上または契約容量が6kVA以上の方が対象です。申込方法は「ほくリンク」会員限定のプランで「ほくリンク」の会員サイトから行えます。

【電気料金単価】

区分 単位 料金単価(10%消費税)
基本料金 10Aまたは1kVAにつき 1契約 242.00円
電力量料金 最初の120kWhまで 1kWh 17.85円
120kWhをこえ300kWhまで 21.74円
300kWhを超過分 23.45円
割引単価 節電電力量1kWhにつき 132.00円

【節電割引の時間帯】

時間帯
7月 ~ 9月(夏季) 13時 ~ 16時
12月 ~ 3月(冬季) 11時~14時

くつろぎナイト12

北陸電力には「くつろぎナイト12」というお得なプランがあります。くつろぎナイト12は夜間や土日祝日の昼間に、電気を多く使用する人向けのプランです。このプランの特徴は、20時~翌日の8時までの夜間、電気料金が平日の昼間の半分以下になるという点です。夜間時間が12時間と長いため、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。土日祝日も平日の昼間に比べて、電気料金がぐんとお得になるのもメリットです。昼間は外出している事が多く、夜間に多く電気を使う家庭に向いているプランになります。「節電とくとく電灯」プランと同じく節電割引があり、割引の時間帯は同じですが、割引単価は節電電力量1kWhにつき、198円です。なお、このプランに加入するには、ヒートポンプ式給湯器を使用していること、またスマートメーターを設置していることなどが条件となります。スマートメーターが未設置の場合は、無償での取り付け工事が可能です。

【時間帯】

●昼間 : 8時00分 ~ 19時59分
●夜間 : 20時00分 ~ 7時59分

【平日の場合の電力量料金】

昼間 夜間
7月 ~ 9月(夏季) 34.95円/1kWh 12.51円/1kWh
10月 ~ 6月(その他) 25.07円/1kWh

【土日祝日(ウィークエンド)の場合】

昼間 夜間
土日祝日(ウィークエンド) 19.64円/1kWh 12.51円/1kWh

また、「節電とくとく電灯プラン」も「くつろぎナイト12」プランも共にほくリンクの「出かけて節電」のクーポンと併用すると、さらにお得に利用できるでしょう。電力の需要が高まる日時に該当企業・店舗などに出かけてクーポンを利用すると、商品購入を割引してもらえるなどの特典を受けられます。なお、特典は企業・店舗によってそれぞれ異なるため、きちんと内容を確認するのが大切です。クーポンの使い方は、ほくリンクにログインしてクーポンを探します。そのクーポンを印刷もしくはスマートフォンの画面に表示させて、出かけ先の企業・店舗で提示すれば大丈夫です。

北陸電力の電気料金の支払い方法や注意点は?

北陸電力の電気料金の支払い方法は、大きく以下の4つに分けられます。

  1. 口座振替
  2. クレジットカード
  3. 振込用紙
  4. スマートフォンアプリ

1つ目は「口座振替」です。口座振替の場合、毎月自動的に銀行口座から電気料金が引き落としになります。対象の電気メニュー契約者は、口座振替を選択すると55円(税込)の割引を受ける事ができます。ただし、口座振替の手続き完了までには1~2カ月程度かかるため、手続きが完了するまでは振込用紙で支払いを行う必要があります。

2つ目は「クレジットカード」です。毎月決まった日に、電気料金がクレジットカードに請求されます。クレジットカードでの請求を選択すると電気代の支払いを忘れてしまったり、口座振替で登録口座に残高がなく電気代の支払いができないようなケースを防げるので便利です。

3つ目は「振込用紙」による支払い方法です。郵送で振込用紙が届いたら、金融機関やコンビニエンスストアで電気料金を支払うことになります。振込用紙のでの支払いは2020年の4月から対象の電気メニューにおいて発行手数料220円(税込)がプラスとなりますので注意しましょう。

4つ目には「スマートフォンアプリ」が挙げられます。送られてきた振込用紙のバーコードを、スマートフォンアプリの「支払秘書」で読み取り、電気料金を支払うというものです。なお、スマートフォンアプリで支払いを行うには、事前に情報を登録し、電子マネーをチャージしておく必要があります。

新規加入の受付を終了している電気プラン

北陸電力では電力小売全面自由化に伴い、既に新規受け付けを終了しているプランや割引サービスがあります。新規の受付を終了しているプランは一度解約すると再申込ができませんので注意しましょう。

  • エルフナイト8
  • エルフナイト10
  • エルフナイト10プラス
  • 深夜電力A~D

なお、「エルフナイト」プラン契約者が対象の割引プランである「エルフSプラン」「エルフVプラン」「エルフVあったかプラン」もエルフプランと同時に新規募集終了となっています。

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