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電気の基礎知識

知っておくと便利!停電のときの対応方法

2018年9月25日

停電が起きると、パソコンや冷蔵庫、テレビなどほとんどの家電が止まってしまうため、不便や不安を感じることでしょう。少しでも早く停電を解消できるよう、対応方法を知っておくと安心です。そこで、停電のときにとるべき対応方法について、まとめました。

我が家だけ?ご近所も?停電の範囲をチェック!

対応方法は、停電の原因によって異なります。まずは、電気が止まった範囲を確かめましょう。一部の部屋のみ電気が使えないのか、家の中すべての電気が消えているのかを確認します。もし、家の中すべての電気が消えている場合は、近所の電気がついているかどうかの確認も必要です。

夜であれば照明器具を使う家が多いため、窓の外を見れば停電かどうか判別しやすいでしょう。昼の場合は分かりにくいため、信号機や自動販売機の電気がついているか、マンションであればエレベーターやオートロックが動いているかなどでチェックする方法があります。

停電しているのが家の中だけの場合

家の中のみが停電している場合、分電盤を見てブレーカーが落ちていないかを確認します。ブレーカーは、一度に多くの電気を使ったり、漏電が起きたりすると落ちてしまいます。もし一度に多くの家電を稼働させた場合は、ブレーカーが落ちた原因と考えられる家電や必要のない家電のプラグを抜いてから、ブレーカーを「入」の状態に戻しましょう。特に一度に電気をたくさん使っていないにもかかわらず突然停電した、ブレーカーを戻してもまた切れてしまう場合は、漏電やブレーカー自体の故障が原因とも考えられます。

漏電している場合は、漏電している箇所のブレーカーを切った状態にすれば、他の部屋の電気は使えることもあります。しかし、漏電は火災の原因ともなるため、早めの対処が必要です。また、ブレーカーの修理は自分で行うことはできません。漏電やブレーカーの故障の可能性がある場合は、地域の電力会社に連絡しましょう。

なお、「スマートメーター」で契約電流(契約アンペア数)を設定している場合は、一定時間後に自動的に電気がつきます。スマートメーターとはデジタル式の電気メーターのことです。どのような電気メーターを使っているか分からない場合は、停電の時に慌てなくて済むよう確認しておくと良いでしょう。

近所一帯が停電している場合

近所一帯の電気が消えている場合は、自然災害や事故などによる設備の故障が原因と考えられます。地域の電力会社のホームページを見て、停電情報を確認しましょう。特に情報が掲載されていない場合は、電力会社に電話をして聞く方法もあります。ただし、停電によって使えなくなるパソコンや固定電話は少なくありません。このようなとき、スマホや携帯電話があると便利でしょう。スマホや携帯電話は、いざというときのためにも普段からきちんと充電しておくことが大切です。

また、停電が解消されたときのことを考え、コンセントからプラグを抜いておくと安心です。ドライヤーやアイロンなどの家電を使っているときに停電が起きると、再び電気が使えるようになったときに熱を帯びて火災の原因となってしまいます。ハンドミキサーなどの家電も、停電の解消と同時に回転を始めるため危険です。他にも、ヘアアイロンや電気のこぎりなど、火災や事故の原因となりうる家電や機械には特に注意しましょう。

停電時に注意すべきこと!

停電によって、思わぬ事故が起こることもあります。安全のためにも、停電時に注意すべきことを知っておきましょう。

まず、夜間や日当たりのよくない部屋が停電した場合に、ライターやろうそくの炎を灯りとして使うと火災や火傷の原因となります。懐中電灯がいつでも使えるよう、普段から準備しておきましょう。次に、停電をすると電気だけでなく、ガスや水道が使えなくなることがあります。食事の準備をはじめ、お風呂やトイレなども不便な状態となるため、缶詰や簡易トイレなどを備えておくと安心です。防犯システムやガス警報器なども作動しなくなることがあるため、十分に注意しましょう。

エレベーターや自動ドアなども使えなくなります。もし、エレベーターに閉じ込められた場合、非常用のインターホンは停電時でもつながるようになっているため、落ち着いて助けを呼びましょう。信号機が消灯してしまうこともあるため、不要な外出は控えた方が無難です。

季節によって注意するべきこともあります。夏に停電した場合、エアコンや扇風機が動かなくなるため、熱中症対策が必要です。停電が長時間に及ぶと、冷蔵庫の中の食品がいたむ可能性もあります。ドアの開閉はできる限り避けましょう。一方で、冬はファンヒーターやこたつなど電気で稼働する暖房器具が使えなくなります。石油ストーブなど電気を必要としない暖房器具を持っておくと便利でしょう。また、寒冷地では水道管や給湯器の配管が凍結する恐れもあるため、カバーをつけるなど対処をしましょう。

他に、炊飯器やDVDレコーダーなど、停電によって設定がクリアになってしまう家電もあります。停電が解消したら、忘れずに再設定を行いましょう。

突然起こる停電!落ち着いて対応しよう

多くの場合、停電は突然起こります。部屋が真っ暗になったり、家電が使えなくなったりすると慌ててしまうでしょう。しかし、対応方法をきちんと知っておけば、停電時に落ち着いて行動することが可能となります。万が一に備えて、停電時の対応方法をよく確認してみてはいかがでしょうか。

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