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関西電力が7月から値下げ!電気代はいくら安くなる?

2018年の5月に関西電力から電気料金が値下げになることが発表されました。値下げが実施されるのは2018年7月1日からとなっていますが、なぜ値下げされることになったのでしょうか。今回は値下げ実施に至るまでの背景と、各料金プランでいくら安くなるのかを紹介します。

なぜ?関西電力が値下げに踏み切った背景

関西電力が値下げに踏み切った背景には原子力発電所の再稼働があります。

関西電力の事業地域に送電しているのは大飯発電所です。大飯発電所には1号機から4号機までありましたが、1、2号機は2017年に廃炉となることが正式に決定しました。残る3、4号機も停止や再稼働を過去数回にわたって繰り返してきたことで、電力の供給が安定しない時期があり、関西電力では2度の値上げが行われました。

しかし、2018年3月に再稼働した3号機に加えて、4号機も5月上旬に再稼働、6月上旬には営業運転しています。この2基の再稼働による火力燃料費等の削減分や経営効率化の深掘りなどを電気料金に反映されるようにしたことが、今回の電力量料金単価の引き下げにつながったのです。

2017年度の平均4.29%の値下げに続き、2018年7月1日から平均5.36%値下げとなる予定です。今回の値下げ後の電気料金は、過去に2度行われた値上げ前とほぼ同じ水準に戻ることになります。このタイミングでの値下げには、発電機の再稼働の時期などの理由もありますが、電気使用量の多くなる夏場に間に合うようにという配慮もあります。

家庭向け料金プラン「従量電灯A」の場合はいくら安くなる?

「従量電灯A」は家庭向けの一般的な料金プランです。15kWhまでは一律の最低料金があり、それ以上の使用になると使用量によって電力量料金単価が異なる3段階の料金制度になっています。

今回の値下げの対象となるのは、この「最低料金」と「電力量料金単価」の部分です。最低料金は「336.15円」から「334.82円」の値下げとなります。(値下げ前には燃料費調整額を含む、以下も同様。)

電力量料金単価は「第1段階」は使用量が15kWhをこえ120kWhまでとなっており、1kWhの単価は値下げ前が「20.33円」に対し値下げ後は「19.95円」になる予定です。「第2段階」は使用量が120kWhをこえ300kWhまでとなっており、1kWhの単価は値下げ前が「26.76円」に対し値下げ後は「25.33円」となります。「第3段階」は使用量が300kWhを超過した分が対象で、1kWhの単価は値下げ前が「30.51円」に対し値下げ後は「28.76円」となります。

例えば、1カ月の電気使用量が260kWhだった場合には、燃料費調整額などを含めると値下げ前の料金は「6,917円」です。同じ条件で値下げ後の料金を計算すると「6,675円」となり、242円安くなります。

商店や事業所向けのプラン「従量電灯B」の場合は?

「従量電灯B」は商店や事業所、飲食店などで一般的に使われている料金プランです。料金内容は契約容量に応じた「基本料金」と、使用量によって電力量料金単価が異なる3段階の料金制度となっています。今回の値下げの対象となっているのは「電力量料金単価」のみで、基本使用料は1kVAにつき「388.80円」のまま値下げされません。

電力量料金単価は「第1段階」は使用量が最初の120kWhまでとなっており、1kWhの単価は値下げ前が「17.97円」に対し値下げ後は「17.59円」になる予定です。「第2段階」は使用量が120kWhをこえ300kWhまでとなっており、1kWhの単価は値下げ前が「22.25円」に対し値下げ後は「20.82円」となります。「第3段階」は使用量が300kWhを超過した分が対象で、1kWhの単価は値下げ前が「25.52円」に対し値下げ後は「23.77円」となります。

例えば、契約容量が11kVAで1カ月の電気使用量が1,180kWhだった場合には、基本料金「4,276.80円」や燃料費調整額などを含めると値下げ前の料金は「36,263円」です。同じ条件で値下げ後の料金を計算すると「34,420円」となり、1,843円安くなります。

電気とガスのセットプラン「なっトクでんき」では?

「なっトクでんき(なっトクパック)」は関電ガスのなっトクプランとセットで使う、主に家庭向けの料金プランです。従量電灯Aと同様、15kWhまでは一律の最低料金があり、それ以上の使用になると使用量によって電力量料金単価が異なる3段階の料金制度になっています。最低料金は「281.15円」から「279.82円」の値下げとなります。

電力量料金単価は「第1段階」は使用量が15kWhをこえ120kWhまでとなっており、1kWhの単価は値下げ前が「20.32円」に対し値下げ後は「19.94円」になる予定です。「第2段階」は使用量が120kWhをこえ300kWhまでとなっており、1kWhの単価は値下げ前が「24.79円」に対し値下げ後は「23.66円」となります。「第3段階」は使用量が300kWhを超過した分が対象で、1kWhの単価は値下げ前が「29.11円」に対し値下げ後は「27.29円」となります。

例えば、1カ月の電気使用量が260kWhだった場合には、燃料費調整額などを含めると値下げ前の料金は「6,639円」です。同じ条件で値下げ後の料金を計算すると「6,439円」となり、200円安くなります。

この機会に電力会社の見直しを!

今回の関西電力による電気料金値下げを受けて、ほかの電力会社も対抗して値下げする動きが出ています。よりお得な電力会社がないのか、この機会に電気の契約を見直してみてはいかがでしょうか。

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