電気料金プランの比較で電気代を節約!

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電気代節約の豆知識

auでんきの電気プランが知りたい!料金はどれくらいかかる?

2019年7月31日

2016年の4月に行われた電力自由化の施行により、さまざまな電力会社が参入してきました。大手通信会社として抜群の知名度を誇るauの電気プランについて、興味を持っている人も多いのではないでしょうか。賢く電気を利用するためにも、そのサービス内容を知っておくことは欠かせません。今回は「auでんき」の特徴をはじめ、電気プランの詳細を詳しく紹介していきます。

auでんきの特徴って何?

「auでんき」を販売しているのは、大手通信会社であるKDDIです。全国展開しているKDDIが提供するサービスであるため、国内の幅広い地域で利用できる点が魅力になっています。利用可能地域は一部離島を除いた全国です。基本的にどこでも契約可能で住居形態においても制限はありません。一戸建てはもちろん、マンションなどの集合住宅や賃貸住宅でも問題なく利用できます。

ただし、申し込むためには契約者本人や家族がauのスマートフォンやタブレットなどを利用していなければなりません。au携帯電話または、auひかりとauでんきの契約者の住所が一緒でなければいけないため、家族全員がau以外のキャリアを利用している場合、auでんきには申し込めないので注意しましょう。ただし、一度申し込みをしてしまえば、途中でauのスマートフォンなどを解約してもauでんきを継続することは可能です。

auでんきの特徴は、電気料金は大手電力会社の従量電灯B(最低料金制の場合はA)や従量電灯Cの料金とほぼ変わらず据え置きとなるという事です。しかし、電気料金は利用分に応じて1ポイント1円で使えるPontaポイントの付与となっています。ポイント還元率は、毎月の電気料金が高ければ還元率も高くなる仕組みとなっています。また、月々の携帯電話などの支払いと電気代の支払いをまとめる事ができる事も特徴の1つです。利用明細もスマートフォンでまとめてチェックできるので便利です。支払いをまとめるとポイントもたまりやすくなる仕組みでauユーザーへのauでんきへの切替をPRしています。電気料金は従来の電力会社と変わらず、電気も同じように安心して利用できます。auユーザーであれば、一度検討してみるといいでしょう。

また、家庭の固定費の一つであるガス代をまとめたいという人も多くいます。auでんきもガスとセットでお得に光熱費とまとめられるように大手電力会社のガスプランと協力しガスの契約を行えるエリアが増えてきています。

ポイント還元及びガスエリア

【電気代の支払に応じたPontaポイント還元率】

  • 5,000円未満:1%
  • 5,000円~8,000円未満:3%
  • 8,000円以上:5%
    ※燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、消費税相当額を除いた金額が対象です。

【電気とガスのセットが可能なエリア】

  • 東電ガス「とくとくガスプラン for au」(東京電力エナジーパートナー)
  • 関電ガス「関電ガス for au」(関西電力)
  • 中電ガス「中電ガス for au」(中部電力ミライズ)
  • ほくでんガス「ほくでんガス for au」(北海道ガス)

電気プランの種類

気になる電気プランは、わずか2種類とシンプルでわかりやすいラインナップになっています。1つは一般家庭向けの「でんきMプラン」、2つ目は電気使用量の多い家庭や事務所や店舗、商店などの法人向け「でんきLプラン」です。どちらも電気料金が劇的に安いというわけではありませんが、料金に応じたPontaポイントが自動で付与される「auでんきポイントで割引」というサービスを受けられます。たとえば、1カ月に8000円の電気料金(※)がかかった場合、auでんきを利用すると400ポイントが付与されるのです。

毎月8000円以上電気料金がかかっていれば最低400ポイントが付くので、1年間で4800ポイント以上貯めることができるといった具合です。貯めたPontaポイントはau PAYにチャージが可能で提携店で1ポイント1円で利用できるほか、毎月のauスマートフォンなどの支払いに充てることもできます。また、「auでんきアプリ」をインストールすれば、30分単位で電気使用量を確認したり電気料金予測を見たりできるため、より便利に管理できるようになるでしょう。

※燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、消費税相当額を除いた金額が対象です。

電気プラン

<でんきMプラン>
アンペア制エリア:従量電灯B(北海道電力/東北電力/東京電力エナジーパートナー/中部電力ミライズ/北陸電力/九州電力)
最低料金制エリア:従量電灯A(関西電力/中国電力/四国電力/沖縄電力)

<でんきLプラン>
アンペア制エリア:従量電灯C(北海道電力/東北電力/東京電力エナジーパートナー/中部電力ミライズ/北陸電力/九州電力)
最低料金制エリア:従量電灯B(関西電力/中国電力/四国電力/沖縄電力)

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auでんきの電力プラン

auでんきはすべての電力会社の管内で契約することができます。(一部離島は除く)。契約にはauの携帯電話やKDDIの固定通信サービスを利用している必要があります。 ...

続きを見る

auでんきはどれくらいの料金がかかるの?

電力会社を選ぶうえで、どれくらい電気料金がかかるのかは重要なポイントです。東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bに相当するでんきMプランと比較してみましょう。

区分 単位 auでんき 東京電力EP 差額※
でんきMプラン 従量電灯B
基本料金 10A 1契約 286.00円 0.00円
15A 429.00円
20A 572.00円
30A 858.00円
40A 1,144.00円
50A 1,430.00円
60A 1,716.00円
電力量料金 最初の120kWhまで 1kWh 19.87円 19.88円 -0.01円
120kWhをこえ300kWhまで 26.47円 26.48円 -0.01円
300kWh超過分 30.56円 30.57円 -0.01円

上記、表を見ても分かる通り、auでんきのでんきMプランの料金単価は東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bとほぼ変わりません。これは他のエリアでもでんきLプランでもほぼ同じような設定になっています。電気代がこれまでと変わらないという点は電力会社をauでんきに変えたために急に電気料金が高くなってしまった、というような失敗がないので安心です。

auでんきを使うことでメリットはあるの?

auでんきを利用するメリットは、主に3つあります。1つ目は、「auでんきポイントで割引」で毎月Pontaポイントが貯まるという点です。電気料金が高ければ高いほど貯まるポイントも多くなり、買い物や携帯電話料金の支払いにも充てられるので、うまく活用すれば節約につながるでしょう。

2つ目のメリットは、「MY auアプリ」で簡単に使用する電気の管理ができる点です。アプリはスマートメーターと連動しており、いつでも手軽に電気料金を確認できます。過去の電気料金はもちろん、自宅にある家電製品と連動させて家電ごとの消費電力を見ることも可能です。家族全員でデータを共有することもでき、日常的に電気料金をチェックできるので節約意識も高まるでしょう。

3つ目は、料金の支払いがまとまって管理が楽になるという点です。auで契約したスマートフォンやタブレット、インターネットなどの各種サービスと電気料金の支払いを1つにまとめられるため、支払い日や支払い方法をいくつも管理する必要がありません。忙しい人や、家計管理を楽にしたい人などにはピッタリでしょう。大手電力会社のガスプランと提携しているエリアによっては、ガス代もまとめられるようになっています。

また、auでんきは、現在、解約時の解約手数料や違約金などもありません。従来の電気代とほぼ変わらないため電力会社変更で電気代が高くなってしまったという失敗もないため安心です。

メリット

  1. 毎月の電気代支払いでPontaポイントが貯まる
  2. 「MY auアプリ」でいつでも電気使用量が確認できる
  3. 携帯電話と電気代の支払を一本化(エリアによってはガス代もまとめられる)
  4. auでんきは解約時の手数料や違約金がない

この記事のまとめ

auでんきの電気料金は従来の電力会社とほぼ変わりません。しかし、電気料金の支払いでのポイント還元や支払い管理、MY auアプリでの確認などauユーザーにお得なサービスとなっています。

  • auでんきの契約はauの携帯電話または、auひかりの利用者である必要がある
  • auでんきの電気代は従来の電力会社の料金と変わらないため純粋に電気料金の安さを求める場合には注意が必要
  • auでんきのメリットは電気料金の安さ以外の付加価値にある

今回紹介したauでんきのように、電力会社はそれぞれ異なる特徴やメリット、電気プランを持っています。どの電力会社が自分に合っているかは、自分が電力会社選びでどのポイントを重視するかによって変わるため、多くの電力会社をしっかり比較検討することが大切です。目先の安さだけに注目するのではなく、サービス内容までじっくりチェックしてから選ぶようにしましょう。今より電気料金がどれだけ安くなるかの参考には、一括比較サイトを利用すると便利です。

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