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電気代節約の豆知識

電気温水器の電気代は高い?賢く節約する方法とは?

2019年6月5日

電気温水器とは何かをご存知ですか?電気温水器とは、電力を使ってお湯を沸かす給湯器のことです。電気温水器は安い夜間電力を利用することで、光熱費の節約にもつながるといわれています。電気温水器にも種類があり、使うお湯の量や用途によっても選び方が変わるのです。今回は電気温水器の種類と選び方、電気代の節約方法について紹介します。

電気温水器の機能と家庭での役割とは

電気温水器とは、電力を利用してお湯を沸かす給湯器のことです。電気の力でヒーターを温めお湯を沸かし、お湯をタンクの中に溜めておける仕組みとなっています。電気温水器は台所や洗面所など家庭のさまざまな場所の給湯に使うことができる給湯器です。特にお風呂は他の場所よりもたくさんのお湯を使用するため、お風呂の給湯システムとして電気温水器を使用することが多いでしょう。

電気温水器を使うメリットとは?

電気温水器は、安い夜間電力を利用してお湯を沸かすシステムで電気代を抑えることができます。また、タンクの中に温めたお湯を溜めておけることにより、一定の温度のお湯を必要な量だけ使うことが可能です。電気温水器は基本的には火を使わないため、火災のリスクが低いといえます。ガス給湯器のように、不完全燃焼によるトラブルやガス漏れなどの心配がいらないことも電気温水器のメリットといえるでしょう。

電気温水器の種類と電気代の目安

電気温水器には、大きく分けて3つの種類があります。まずは『フルオートタイプ』。フルオートタイプとは機能が充実している全自動タイプの機器で、ボタン一つでお湯張りや足し湯、保温までしてくれる高機能なタイプです。追いだき機能が付いたものもあり、お湯を自動で一定の温度に保ってくれます。機器自体が自動で動いてお湯を一定の温度に保つため、家族のお風呂の時間がずれていてお湯の温度を長時間保ちたい人などに向いているでしょう。

2つ目の種類の『セミオートタイプ』はフルオートタイプよりも機能がシンプルで、人間によるボタン操作によりお湯張りや足し湯、追いだきをするタイプです。フルオートタイプとは違い、お湯の量が足りなくなりそうな時にはその都度ボタンの操作が必要になります。フルオートタイプよりも電力を使わないため、自動で温度を一定にしたり水量を保つ必要がないという人にはセミオートタイプが良いでしょう。

そして3つ目の『給湯専用タイプ』はシンプルに給湯のみを行い、蛇口をひねるとお湯が出るタイプです。浴槽にも蛇口をひねることによりお湯張りをします。ボタン操作によるお湯張りが必要ないという人や、一度に使用する湯量が少ない人に向いているでしょう。

電気温水器の使用によってかかる電気代は、機種と料金プランによって異なります。電気代は機器の消費電力と利用する時間の長さとで計算することが可能です。その計算式は『電気料金(円)=消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×1kWhあたりの電気料金(円/kWh)』となります。例として、1kWhの電気代を27円とした場合、消費電力が5000Wの電気温水器を1日2時間使ったとする場合の1日の電気代は270円となる計算です。よって、この場合の1カ月あたりの電気代は8100円になります。

電気温水器とエコキュートの違い

お湯の作り方の違い

電気温水器は、本体に内蔵されたヒーターを電力で温めてお湯を沸かす給湯器で、瞬間式と貯湯式の2つの種類に分けられます。瞬間式とは必要なときに必要な量のお湯を瞬時に沸かすタイプで、無駄な待機電力を使用しません。冬場のキッチンや洗面所など、少ないお湯の量が必要な場合に向いているでしょう。一方で貯湯式は沸したお湯を貯めておけるタイプとなっており、いつでも安定した温度のお湯を利用することが可能です。

エコキュートは、電力を使用し動く給湯器の中でも、ヒートポンプ技術を使う給湯器のことをいいます。ヒートポンプ技術とはエアコンにも使われている技術で、電気でヒートポンプユニットを動かし、空気中に含まれている熱を吸収し集めた熱を圧縮することで高温にするのです。その高温にした熱でお湯を沸かし、沸かしたお湯は溜めておいて使うことができます。電力だけでなく空気中の温度も利用するので、省エネルギーでお湯を沸かすことができるのです。

設置スペースの違い

電気温水器は貯湯ユニットのみを設置しますが、エコキュートは貯湯ユニットの他に室外機も設置する必要があります。設置費用も電気温水器よりもエコキュートの方が高くなり、設置スペースや設置費用だけを見れば電気温水器の方がお得といえるでしょう。

電気代の違い

電気代の面ではヒートポンプ技術を使うエコキュートの方がランニングコストに優れています。契約している電気料金のプランや機種にもよりますが、エコキュートの電気代は一般的な電気温水器にかかる電気代のおよそ3分の1程度です。

この記事のまとめ

電気温水器は本体に内蔵されたヒーターを電力で温めてお湯を沸かし、瞬間式と貯湯式の2つの種類があります。電気代はヒートポンプ技術を使ってお湯を沸かすエコキュートに比べ3倍も高くなります。

  • 電気温水器は電力を利用してお湯を沸かす給湯器で貯湯ユニットのみで設置可能
  • 5000Wの消費電力の電気温水器を1日2時間使った時の電気代は1か月8100円
  • 電気温水器の電気代はエコキュートの3倍も!初期の設置費用とランニングコストをトータルで考えよう!

電気温水器は安全性の高い便利な給湯器ですが、電気料金のプランによっては、電気代がそれなりにかかることになります。お得に使いたい場合は機種選びと電気料金のプラン選びが最も重要です。特に夜間にお湯を沸かす電気温水器の場合は、お湯を沸かす深夜がお得になるプランを選ぶようにします。電気料金プランの見直しをして、少しでも電気代を節約していきましょう。

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