自宅で手軽にヨーグルトが作れるとあって人気があるのがヨーグルトメーカーです。ただ、ヨーグルトを作成する場合に、材料費の他にどの程度の電気代がかかるのか気になる人もいるでしょう。どのくらい電気代がかかるのか紹介します。
目次
ヨーグルトメーカーにはどのくらいの電気代がかかるの?
ヨーグルトメーカーは、電力で動く機械ですから、使うときは電気代がかかります。どのくらいの電気代がかかるかは、メーカーによっても異なります。電気代の計算式は、「消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×1kWhあたりの電気代(円/kWh)」で求められます。1kWhあたりの電気代は、契約している電力会社などによって異なりますが、仮に27円/kWhと考えます。
たとえば、消費電力30Wのヨーグルトメーカーを使って、ヨーグルトを1回作るのに8時間かかるとして計算してみましょう。電力の計算式は、30(W)÷1000×8(h)×27(円/kWh)=6.48円で、ヨーグルトを1回作るのに6.48円の電気代がかかることになります。使用時間が長いわりには、1回あたりの消費電力はそれほどでもないといえるかもしれません。
ヨーグルトメーカーでは何が作れる?
ヨーグルトメーカーは、実はヨーグルト以外のものも作れるすぐれものです。ヨーグルト専用のものはヨーグルトしか作れませんが、製品によっては、いろいろなものを作れるタイプのものがあって便利です。ヨーグルトメーカーで作れるものとしては、甘酒や納豆、塩麹などの発酵食品などがあります。納豆まで作れるというのは驚くかもしれません。ヨーグルトメーカーは食材を発酵させるための一種の保温器なので、ほかの発酵食品も作れてしまうのです。用途が広がれば、ヨーグルトメーカーを購入する楽しみも広がるでしょう。
たとえば、甘酒は米麹と水をヨーグルトメーカーにセットして、9時間ほど置けばできます。好きな甘さに調節でき、オリジナルの甘酒が飲めるのがメリットです。納豆を作る場合は、蒸した大豆をヨーグルトメーカーにセットして1日程度置けばできあがります。作業工程もとても少ないので、ヨーグルトメーカーを使うのは初めてという人でもとても簡単です。
ヨーグルトメーカーを使うとこんなに便利!
ヨーグルトメーカーを使うメリットは、自宅でいつでもヨーグルトが楽しめる点です。ヨーグルトを毎日食べる人もいますが、その都度買って帰るのは重くて大変です。自宅にヨーグルトメーカーがあれば、店から運ぶ手間もなく、いつでもヨーグルトを食べることができます。たくさん食べる人ほど、ヨーグルトメーカーを購入するメリットが大きいといえるでしょう。1台あれば、好みのヨーグルトを自由に作ることができます。
また、他のメリットとしては、市販のヨーグルトを買うよりも安く作ることができる点や、発酵の温度管理が簡単な点などが挙げられます。きれいに洗うなど衛生管理は必要ですが、使い方は非常に簡単です。基本的な使い方としては、牛乳などの材料をセットしてスイッチを押し、そのまま指定時間待つだけです。温度設定機能やタイマーがついているので、途中で面倒な操作はいりません。誰でも使える手軽さも、ヨーグルトメーカーのよい点といえるでしょう。
よいヨーグルトメーカーを選ぶコツ
ヨーグルトメーカーを選ぶ際のポイントとしては、自分で設定温度を変更できるか、タイマー機能があるか、ヨーグルト以外の発酵食品も作りたいかどうかという点がポイントになります。自分で設定温度を変更できると、いろいろな種類のヨーグルトが作れますし、その他の発酵食品を作ることもできます。ヨーグルトメーカーをフルに活用したい場合は、温度設定機能がついたものを選ぶことをおすすめします。
また、タイマー機能があると、時間を気にする必要がないので便利です。時間になれば勝手に保温が切れるので、寝ている間でも、外出時でも、好きな時間にタイマーセットすればいつの間にかヨーグルトができあがっています。手軽に使えないと、だんだん使うのがおっくうになってしまいますから、利便性はとても大事です。容器も牛乳パックをそのまま差し込んで使えるものなども出ています。手入れがしやすく、使いやすいものを選べば、飽きずに使い続けることができるでしょう。
電気代を節約したいのなら電力会社の変更がおすすめ
ヨーグルトメーカーはヨーグルトを1回作るにはそれなりに時間がかかるので、電気代をくってしまうのではないかと心配になる人もいるかもしれません。しかし、消費電力は少なめなので、頻繁に使ってもさほど負担にならない金額です。思っている以上に電気代もかからず、いろいろな食品を作れるから、メリットが大きいマシンだといえるでしょう。
あまり電気代がかからないヨーグルトメーカーですが、「電気代を節約したい!」という気持ちがあるのであれば電力会社の変更を検討してみるのがおすすめです。2016年4月の電力自由化後、一般家庭でも地域の電力会社以外と契約できるようになりました。ガスとのセットが有名ですが、セット割が無くても安い電力会社も多数あります。
しかし、数多くある電力会社から一つを選ぶのは大変です。そこで電気料金比較サイトを利用するのをおすすめします。検針票に記載の情報を入力すればお得な電力会社を簡単に探すことができます。電力会社を変更しても電気の質は変わらず、いつも通り生活できます。それで電気代を安くできるので大変お得です。一度電力会社の変更を検討してみてはいかがでしょうか。