電気料金プランの比較で電気代を節約!

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電気代節約の豆知識

みんな電力について知りたい!電気プランについても紹介!

2020年5月26日

電力の自由化という言葉をよく耳にしますが、「みんな電力」はご存知でしょうか。みんな電力は、東京都世田谷区からスタートした会社です。コンセプトは「顔の見える電力」であり、そのほかにもさまざまな特徴があります。この記事では、みんな電力を選ぶことでどのようなメリットがあるかについても詳しく見ていきます。

「顔のみえる電力」がコンセプトの世田谷発祥の電力会社!みんな電力とはどんな会社?

みんな電力は東京都世田谷区発祥の会社です。日本各地の大小さまざまな自然エネルギーの発電所と契約し電気を販売しています。みんな電力のコンセプトは「顔のみえる電力」ですが、なぜこのようなコンセプトを掲げているかというと「電力の生産者の顔が見える」ことを特徴の一つとしているからです。たとえば、産地と生産者の顔が見える野菜は安心感や親しみを感じるものです。このような野菜と同じように、みんな電力は電気の生産者の顔や電気が作られた場所などがホームページ上で確認できるといった特徴があります。みんな電力では70ほどある太陽光や水力、風力など発電所それぞれの生産者の顔を紹介して電気を作る生産者の思いも紹介している会社です。

みんな電力は東北、東京、中部、関西、中国、四国、九州などが利用可能エリア(離島は除く)です。みんな電力は、電気の販売以外にも、電源開発事業やポータル事業、次世代エネルギー事業など幅広い事業を行っています。

ふたつの電気プランが選べる!品質と安定性も信頼できる!

みんな電力にはふたつの電気プランがあり、それぞれ、「スタンダードプラン」と「プレミアム100プラン」と呼ばれています。それぞれのプラン共通で一般送配電事業者の送電網を利用して電気を供給するため、みんな電力に切り替えたとしても電力供給が不安定になるようなことはありません。電気の品質や信頼性も高いため、安心して利用できるでしょう。

スタンダードプラン

スタンダードプランの特徴は、FIT電気+再エネ電気の比率が75%以上(2019年度計画値)でリーズナブルなプランであることです。FIT電気とは、固定価格買取制度(FIT)により電気事業者が買い取りした電気のことを指します。太陽光や風力、水力、地熱など再生可能エネルギー電源から発電された電気も含まれます。残りは電力取引所から調達した電気で、これらを組み合わせた電力プランです。

みんな電力は、基本料金単価や従量料金単価の内訳を紹介しています。スタンダードプランの基本料金は、託送基本料金とENECTION利用料で決定されており、従量料金は、基本電源コストと託送従量料金、販売手数料です。なぜこのような料金設定になっているのかということが全て公開さていることは、利用者の安心につながるでしょう。東京電力エナジーパートナ-の従量電灯Bと比較すると電気をあまり使わない家庭の基本料金は高く設定されていますが、従量料金は一律の単価なため、電気は使えば使うほどお得になる価格設定です。

みんな電力が提供するENECTIONとは、地域新電力を設立し地方創生を目指す地方自治体や、中小企業の電力小売事業への参入をサポートするソリューションです。クラウドを利用したシステムで、電力小売の際に発生するシステム開発費用が低減できることに加えて、「ENECTION」の利用者は「顔の見える発電所」で電力を販売することも可能です。

スタンダードプランの料金単価

東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bと比較した場合
 (燃料費調整額及び再生可能エネルギー発電促進賦課金は含まれていません。)

種別 区分 単位 料金単価(10%税込)
スタンダードプラン 従量電灯B
基本料金 10A 1契約 643.80円 286.00円
15A 714.50円 429.00円
20A 786.00円 572.00円
30A 929.00円 858.00円
40A 1,072.00円 1,144.00円
50A 1,215.00円 1,430.00円
60A 1,358.00円 1,716.00円
電力量料金 最初の120kWhまで 1kWh 24.99円 19.88円
120kWhをこえ300kWhまで 26.48円
300kWh超過分 30.57円

プレミアム100プラン

プレミアム100プランの特徴としてあげられるのは、再生可能エネルギーを100%利用(2019年の計画値)した電気(※1)プランであることです。そのため、CO2排出量ゼロなのも特徴といえるでしょう。

プレミアム100プランの基本料金や従量料金にも内訳が紹介されています。基本料金はスタンダードプランと変わらず料金単価の内訳も同じです。従量料金は、スタンダードプランより高く設定されていますが、内訳は基本電源コストと託送従量料金、販売手数料に非化石証書代が追加で含まれます。プレミアム100プランは、インバランス発生や修繕、事故、系統からの出力制御依頼などやむをえない場合には、再エネ比率が100%にならないこともあり、その場合でも非化石証書などを組み合わせてCO2排出係数をゼロにしているCO2排出ゼロのプランなので従量料金の内訳に非化石証書代が含まれスタンダードプランより料金単価が高いのでしょう。

このように、みんな電力の電気プランは、どうしてこのような料金単価になっているかという事が分かりやすくオープンになっていることが安心できるポイントであり、それぞれのプランも再生可能エネルギーの比率で選べるようになっているため環境に優しい電気を使いたいという人に利用されています。

※1 FIT電気分に環境価値を持つ非化石証書等を組み合わせることで、実質的に再生可能エネルギーを100%提供(CO2排出量も0)しています。

プレミアム100プランの料金単価

東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bと比較した場合
 (燃料費調整額及び再生可能エネルギー発電促進賦課金は含まれていません。)

種別 区分 単位 料金単価(10%税込)
プレミアム100プラン 従量電灯B
基本料金 10A 1契約 643.80円 286.00円
15A 714.50円 429.00円
20A 786.00円 572.00円
30A 929.00円 858.00円
40A 1,072.00円 1,144.00円
50A 1,215.00円 1,430.00円
60A 1,358.00円 1,716.00円
電力量料金 最初の120kWhまで 1kWh 26.48円 19.88円
120kWhをこえ300kWhまで 26.46円
300kWh超過分 30.57円

電気代が気になるところですが、みんな電力ではリーズナブルでシンプルな料金メニューが特徴的です。ほぼ毎日利用している電気だからこそ、料金の透明化を目指し、みんなが参加して安い電気代を実現させていくことが、みんな電力の大切なコンセプトです。たとえば、東京エリアの場合は、東京電力から乗り換えたときに40A以上を契約する世帯であれば、みんな電力のスタンダードプランを選ぶとよいでしょう。なぜなら、基本料金が安くなるというメリットがあるからです。さらに、世帯人数が多い世帯もスタンダードプランを選択すれば電気料金が安くなる可能性が高くなります。電気代が少し高くなってもCO2排出ゼロの電気を使いたいという人はプレミアム100プランを選択するとよいです。

40A400kWh使用の場合(想定:3~4人家族)

東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bと比較した場合
計算を簡易にするために年間で使用量に変動はないとしています。)

スタンダードプラン プレミアム100プラン 従量電灯B
1カ月の電気代 11,068円 11,664円 11,353円
1年間の電気代 132,816円 139,968円 136,236円

みんな電力はどうやって申込むの?気になる支払い方法や特典は?

みんな電力に申し込みをするときは、最新の「電気ご使用量のお知らせ」もしくは「検針票」を準備しましょう。お知らせに記載されている「お客様番号」と「供給地点特定番号」が申し込む際に必要です。また、支払に利用するクレジットカードを決めておきましょう。これらが揃ったら、みんな電力のホームページから契約情報や支払い情報などを入力します。

申込が完了すると、みんな電力が以前利用していた電力会社に連絡するため、直接解約連絡をする必要はありません。その後、みんな電力への切り替え日が確定するとメールでお知らせが届きます。申し込みから利用開始まで約1~6週間程度をみておきましょう。みんな電力の支払い方法は、クレジットカードの引き落としのみです。料金の請求タイミングは月に一度のクレジットカード会社の引き落とし日にあわせて行います。

みんな電力にはさまざまな特典があるのも注目したいポイントです。たとえば、取引している発電所については、建屋や発電活動によって景観や環境が損なわれていないか、問題がないかなどをしっかり現地視察をしたうえで仕入れを行っています。このような企業努力を個人のお客様が直接確認し、納得してもらうために、定期的な発電所見学ツアーに参加できる特典も用意しています。

さらに、電力自由化や再生可能エネルギーをテーマにした講座や、親子で参加できるセミナーなども随時開催しています。また、余剰電力を、応援したい企業や団体の施設に供給するような試みも実施しています。供給電力量によってお礼の品がもらえるといった特典も見逃せません。

この記事のまとめ

「顔の見える電力」がコンセプトのみんな電力は、料金単価の内訳が明確で、電力生産者の顔が見える会社です。また、卒FIT事業の一環として、自宅で作られた電力をみんな電気が買い取ってくれる、電気の買取も行っています。さらに、余剰電力がある場合には応援したい企業や団体に電力を供給し、お礼の品がもらえるような特徴のあるサービスも展開しています。

  • みんな電力のコンセプトは「顔のみえる電力」で「電力の生産者の顔が見える」ことを特徴の一つとしている
  • みんな電力の電気プランは「スタンダードプラン」と「プレミアム100プラン」がある
  • 「スタンダードプラン」と「プレミアム100プラン」は再生可能エネルギー比率と電力量料金単価が違う

みんな電力は、北海道、北陸、沖縄以外の広いエリアで電気の販売を行っている環境に優しい電気を販売する会社です。環境問題などに興味のある人はみんな電力について確認してみるとよいでしょう。また、みんな電力以外にも自然に優しい電気を販売する会社は他にもあります。環境に優しいプランだけでなくさまざまな特徴を持った電気プランを出している会社がたくさんありますので、自分にあったよりよいプランが他にもないか調べてみましょう。少しでも安い電気代を使いたいという人は一括比較サイトなどを利用し今の電気代より安い電力会社をみつける事が出来るかもしれません。ランキング形式で確認できるのでぜひ試してみましょう。

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