2017年5月から電気料金が値上げ
2017年5月に電気料金が値上げになりました。値上げの要因は再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上がりです。
これは、太陽光や風力などの再生可能エネルギーによる発電を普及させるために課されている金額です。
詳しくは、こちらのページをご確認ください。
再生可能エネルギー発電促進賦課金って何?
この、再生可能エネルギー発電促進賦課金は、2012年の制度開始以降値上げを続けていて、今後も値上がりを続けることが予想されています。
参考までに、単価の推移を紹介します。
年度 |
再エネ賦課金単価 |
2012年度 |
0.22円/kWh |
2013年度 |
0.35円/kWh |
2014年度 |
0.75円/kWh |
2015年度 |
1.58円/kWh |
2016年度 |
2.25円/kWh |
2017年度 |
2.64円/kWh |
ただし、年度の始まりが5月であることにご注意ください。
この賦課金は「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」に基づいていて、どこの電力会社であっても課されます。
(電気を大量に使用する事業所には減免措置がありますが、毎年申請・認定が必要です。詳しくは資源エネルギー庁のサイトをご確認ください。)
電気使用量が多いほど、この金額が重くのしかかってきます。何とかして電気代を安くする方法はないでしょうか。節電するというのがまず思いつく選択肢ですが、実は普段の生活のまま電気代が安くなる可能性がある方法があります。
それは、電力会社を変更することです。2016年4月の電力自由化以降、電力の小売り会社を自由に選択できるようになりました。今より安い料金プランを提供している電力会社に契約を切り替えれば、電気代は安くなります。
ただ、新規に参入した電力会社はたくさんあり、安くなるプランを探すのは大変です。インズウェブの電力会社比較サービスを使えば簡単に安くなるプランを見つけられるので、ぜひとも使ってみてください。